平成27年5月29日(金)晴れ
今朝はヒンヤリと肌寒い位でしたが時間が経つにつれ気温が上がり特別身体を動かした訳でもないのに今既に汗まみれな私( ̄ー ̄)(笑)
昨日は午後から県内の某TV局の方々が高田梅の取材に私共農研を訪れてくれました。
梅畑を見学されたり、対応した主人に色々な疑問・質問をした後帰って行かれました。
取材放映は当日(昨日)の夕方でしたので、放映時間には職場の皆でTVを観ましたが
観て少しガッカリ…
今年は高田梅が不作であるという主旨とした取材でしたが、主人が質問された内容にコメントした中でも一番伝えたかったコメント部分が見事に割愛

放映を観た限りでは,仮に私が梅の事を何も知らない一人の視聴者として観たとしても
干ばつが不作の原因?????と思ってしまうような内容でしたし、主人のコメントも同意見ぽく受け止められる感じものになっていました。
確かに梅の成長には干ばつも影響が有りますが、干ばつの影響が一番有るのは不作(実の成りが少ない)ではなくて梅の実の大きさなのです。
実が少ない、成らない不作の一番大きな原因は受粉時の気温・風向き・風の強さなのです。
それに今年は隔年結果(5月22日ブログにも記載)の丁度裏年(不作)に当たる年でもあります。
隔年結果は果実栽培では多々有る事ですし、高田梅でもこの現象は当たり前のように有る事なのです。
なので毎年豊作が続く事はあり得ないですし、雨が適度に降っても不作の年も有れば、干ばつや例年より多少降雨量が少ない年でも豊作の年も有るのです。
上記にも書きましたが干ばつは梅の実の大きさを左右する原因の方が一番心配な要因ですし、絶対にとも言い切れませんが今まで梅の栽培育成に取り組んできた先駆者の方々や私達の経験からの見解から言っても、今年についても「干ばつ=不作」と言う図式は無いと思います。
なんか^^;
今の思いの全てを晒した感じになってしまいましたので表現的にキツイかと思われるかもですが^^;
本当に昨日取材にいらした局を否定するつもりは全く有りません。
逆に高田梅をテーマに取り上げて下さった事で番組を観た多くの方々が高田梅に関心や興味を持って下さった事は確かな事だと思いますので本当にありがたく思います。
私もネットを通じて多くの皆様に情報を公開したり、私自身も情報を得たりしています。
TVもネット同様情報公開、収取の大きな媒体ですので伝え方によっては歪曲する場合もありますので、私も今日こうしてブログに書いた事が皆様にどのように伝わるかは不安ですし私の思いは行き過ぎた意見や
思いだと人によっては受け止められるかもしれません。
正確に伝える事は難しい事ですし、自分のこれからのホームページの運営・管理する上での重要な課題になりましたし考えなくてはならないと改めて気付かされるよい経験にもなりました。
これもまた一つの気付きとして自分のスキルアップに繋がったと感謝する事でも有ります。
書いている内に訳がわからなくなってきましたが(ーー;)
私共農研もですが、他の生産者様も干ばつ対策、不作に対応する努力は日々頑張って去年よりは不作であろうが大切なお客様の為に奔走しています。だから尚更、不作は漠然と干ばつのせいだけではないと話した主人のコメントも付け加えてくだされば良かったなぁと…、だだそれだけが残念で、せめて農研のホームページをご覧になって下さっている皆様だけには改めて本当の不作の一番の要因をお伝えしたかったので本日のブログに書いてみましたm(_も_)m
本日のおまけ(*´▽`*)
写真の薔薇は先日庭に咲いた薔薇です
突然変異かもですが綺麗でしたよ(*^^*)